化粧水の効果

化粧水の効果

化粧水の役割とは?

洗顔の後は化粧水で肌の状態を整えて、乳液や美容液を重ねていくというのが、スキンケアの基本とも言える手順。たとえば美容液の注意書きをみても、「化粧水で肌を整えてから、パール1個分の量を手にとって……」といった説明が添えられているケースがほとんどです。

けれど、なぜ化粧水が必要なのでしょうか。いきなりクリームを塗ってはいけないのでしょうか。そもそも、化粧水にはどのような効果があるのでしょうか。

化粧水を塗ることで得られる最大の効果は、「皮膚を保湿して、肌状態を整えてくれる」ということ。というのも、洗顔は肌についた汚れを落としてくれますが、肌の保湿に欠かせないセラミドやNMFなども同時に洗い流してしまうから。

そのままで放置しておくと、肌の表面にある角質層から水分が蒸発しやすい状態になります。その結果、肌は乾燥しつづけ、毛穴が開きやすくなったりキメが乱れたりする原因になってしまうのです。

そこで登場するのが化粧水。洗顔後に化粧水をつけることで、肌に水分が補給されます。肌からの水分蒸発を防ぐためにも、洗顔後30分以内に 化粧水をつけるのがベスト。また、洗顔することで肌はアルカリ性に傾いてしまいますが、化粧水を塗ることで本来の弱酸性に戻るというのも、化粧水の大切な 役割の一つです。

化粧水は肌の奥には浸透しない

日本では化粧水は「基礎化粧品の基本」という位置づけですが、海外のスキンケア事情に目を向けてみれば、化粧水を使用しないところも多いよ うです。実際に、海外化粧品メーカーは化粧水を用意していないことも多々。日本向けに商品をつくるにあたって、特別に化粧水を開発することもあるようで す。

そもそも日本でも、化粧水はスキンケア化粧品ではありませんでした。江戸時代には、メーキャップ化粧品の一つとして使われていたのだとか。いわば化粧下地、当時でいえば白粉の溶き水として使われていたのだそうです。

では、化粧水を塗ることには意味はないのでしょうか。いいえ、決してそんなことはありません。化粧水は肌表面のうるおいを守ってくれるアイテム。塗ることで、角質層を健康に保ってくれる効果があるのです。

角質層とは、肌の表面にある厚さわずか0.02ミリの層。通常であれば、ここには15~20%の水分が蓄えられています。水分量が正常なと きには、肌はもっちりとしたハリを保っていますが、この水分量が15%以下になると状況は一変。乾燥やシワをはじめ、肌にはさまざまなトラブルが発生する のです。

特に、最近では空調の効いた部屋で過ごすことが多いため、角質層の水分量は不足しがち。その分、上手に化粧水を活用して、肌にうるおいを補ってやる必要があるのです。

ちなみに、化粧水の成分の約90~95%は水分とアルコール類。残り数%に、グリセリンなどの保湿成分が含まれています。ですから、化粧水はほぼ水ともいえるもの。とはいえ、実は残り数%の成分が、肌にとって重要な効果をもつのです。

ですから、肌にただ水をつけるだけでは、角質層のうるおいを持続させることはできません。化粧水を使って、角質層に適切な水分量を保てるようにケアしましょう。

効果別の化粧水

化粧水の役割は、肌にうるおいを与えること。ですが一口に化粧水といっても、さまざまなタイプの化粧水が販売されています。たとえば、次のような効果が期待できる化粧水もあります。

●美白化粧水
シミやそばかす、日焼けを防ぐ効果が期待できます。

●ニキビ用化粧水
主な作用は殺菌や角質の溶解効果、ピーリング作用など。ニキビや吹き出物を防ぐ効果が期待できます。

●アルカリ性化粧水
硫黄やサリチル酸などが配合されており、殺菌作用や角質の溶解作用、ピーリング効果が期待できます。ニキビや吹き出物を防ぎたい方にぴったりです。

●収斂(しゅうれん)化粧水
収斂剤の効果により、皮脂の流失をおさえて、キメを整えてくれます。

●拭き取り化粧水
薄化粧を落とし、肌を清浄にする効果があります。

●プレ化粧水
化粧水の前に使う化粧水です。洗顔により肌に残った石けん成分や水道水の塩素などを、中和する効果が期待できます。

●アフターシェービングローション
かみそり負けによる肌荒れや、ヒリヒリとした痛みに効果があります。

●ボディーローション

顔以外の身体に使う化粧水です。乾燥による皮膚のかゆみをやわらげる効果のほか、汗のにおいを防ぐ効果もあります。

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