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安全・安心な化粧水を求めて

化粧水の安全性

洗顔料や化粧水は、毎日肌に触れるもの。とはいえ、化学調味料や洗剤の成分には神経質になっているのに、化粧品に含まれる化学物質はノーチェックという方も多いのではないでしょうか。

たしかに一度に使う量はごく少量ではありますが、何十年も繰り返して使ううちに、化学物質は確実に体内に蓄積されていきます。もちろん代謝されることで体外に排出される物質もありますが、脂肪や内臓に濃縮されて残っていくものも多いのです。

長い目でみるならば、やはり安心して使える化粧水を選びたいもの。そのためにも、化粧水の化学成分について、正しい知識を身につけることが何より大切といえるでしょう。

皆さんは、化粧品の化学成分に対して、どのような認識をおもちでしょうか。おそらく、「メーカーがきちんと安全確認しているはず」と安心し ている方も多いかと思います。もちろんそのようなメーカーも多いですが、原価が安くつくというコスト的な理由だけで、安全性は二の次にして使用されている 物質も世の中には多々あります。

また、使っている本人には何ら影響が出なかったとしても、子どもや孫の世代になってから発がんする可能性もゼロではないのです。

神経質になりすぎるのもかえってストレスになって逆効果ですが、安心して使える化粧品を選ぶためにも、少しは疑う姿勢も必要なのかもしれません。

無添加の化粧水とは?

化学物質だらけの化粧水の安全性に不安を感じ、無添加化粧水を使っている方も多いかと思います。ただし、無添加化粧水の意味を正確に理解して使えているのでしょうか。

無添加化粧水のイメージは、おそらく「化学物質の入っていない化粧水」でしょう。ですが残念なことに、実情はそうではありません。無添加化粧品の基準を定めた法律は、実は存在しないのです。

一般的に「無添加」といわれる化粧品は、いわゆる「旧表示指定成分」を配合していない化粧品。まったく化学物質が含まれていないかというと、必ずしもそういうわけではないのです。

また、表示指定成分に指定されている成分以外にも、発がん性や環境ホルモンなど、安全性が疑問視されている成分は多数あります。ですから、「無添加だから安心」と結論づけることはできないのです。

そもそもメーカーによって、「安全性」に対する考え方や基準は異なっています。あるメーカーでは「安全」であっても、あるメーカーでは「安 全ではない」と分類されている成分もあります。ですから、「無添加」という言葉だけで安全性を判断するのは、実は危険なことといえるのです。

化粧品と薬事法の関係

同じ化粧水であっても、「医薬品」と書かれているものもあれば、「医薬部外品」と表示されているものもあります。また、「化粧品」と書かれているものもあります。それぞれの違いをご存じでしょうか。

これは、薬事法によって定められた分類。医薬品とはいわゆる「薬」のこと。熱を下げたり血圧を下げたり、あるいは殺菌したりと、具体的な効果があるものです。もちろん目にみえる効果がある半面、副作用もゼロとはいえません。ですから、安全面にはやや心配が残ります。

これに対して 「化粧品」は作用がゆるやかなもの。医薬品ではありませんから、「美白効果がある」「シミが消える」など、効果をうたうことは禁じられています。

最後に、「医薬部外品」。これは薬と同様に効果をうたってもいいものの、効果自体は化粧品並みにゆるやかなもの。医薬品と化粧品の中間とい えるでしょう。ただし医薬部外品には、全成分を表示する義務がありません。もしかしたら安全性の疑われている成分が入っていることもあるかもしれない点 を、頭に入れておく必要があるでしょう。

ですから、「医薬部外品だから化粧品よりも安全」「医薬部外品だから化粧品よりも効果がある」などと考えるのは早合点。成分は一通り確認するほうがいいでしょう。

薬事法は、化粧品の安全性を確保するうえで、重要な役割を担う法律。化粧品を製造したり輸入したりするためには、薬事法で定められた基準を満たし、許可を受ける必要があります。誰でも勝手に化粧品を売っていいわけではないのです。

また、この許可は5年更新のため、定期的に監査が入ります。そのたびに製造の設備や管理の安全性の状況を確認しているというのは、心強いのではないでしょうか。

最後に、無添加化粧水メーカーを探すのに便利なサイトを紹介します。このサイトでは、いわゆる「無添加」をうたっている各メーカーの化粧水に含まれている成分を分析。安全性に疑いのある化学物質を本当に使っていないのかなど、無添加化粧水の実態を教えてくれます。

参照サイト:無添加化粧品生活

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