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くすみ肌のためのスキンケア

人の印象を左右するくすみ

肌に透明感がなくてくすんでみえる人と、血色がよくバラ色の肌をした人。このふたりが並んでいたら、おそらく後者のほうが健康的で明るくみえることでしょう。くすみは、人の第一印象を左右してしまう要因。くすみ肌に効果的なスキンケアを取り入れて、透明感のある明るい素肌を手に入れましょう。

それでは、なぜくすみが生じるのでしょうか。くすみの主な原因には、「角質肥大」「メラニン色素の滞留」「血行不良」の三つがあります。

●くすみの原因①角質肥大
肌のターンオーバーが滞ると角質層が厚くなります。その結果、肌の透明感が失われ、くすんだ印象を与える状態になります。ターンオーバーが乱れる根本的な原因には、乾燥や気温、睡眠不足などが挙げられます。

●くすみの原因②メラニン色素の滞留
大量に紫外線を浴びた肌には、メラニンが多く発生してしまいます。この余分なメラニンが肌に溜まると、顔全体が茶色っぽくなり、くすんでみえてしまいます。

●くすみの原因③血行不良
血行不良になると頬の赤みが減少し、肌の色が青みがかって、くすんだような顔色になります。原因として考えられるのは、疲労や睡眠不足、冷えなど。特に目のまわりがうっ血してくすむと、いわゆるクマになってしまいます。

紫外線もくすみの原因

くすみの原因の一つに、紫外線によるメラニン発生があります。紫外線は単に日焼けを引き起こすだけではなく、遺伝子(DNA)に傷をつけてしまうということが問題。遺伝子が損傷を受ければ、そのプログラムに沿って作られているたんぱく質にも異常が発生してしまいます。

実は、日常生活で浴びる程度の紫外線量でも、遺伝子に傷がつくことが分かっています。しかも太陽光を浴びて1~2分もすると、肌の表皮にあるメラニン色素が酸化。黒く変色することで、紫外線から身体を守ろうとします。ちなみにこの反応は「即時黒化」と呼ばれ、この反応が肌のくすみを進ませる原因となります。

晴れている日はもちろんのこと、くもりの日や雨が降っている日でも、紫外線は降り注いでいます。たとえ室内にいても、ガラス越しに差し込んできますから、朝のスキンケアには常にUVカットの日焼け止めを使用したほうが賢明でしょう。

美容液でくすみを改善

くすみ肌をてっとり早く改善するのであれば、日々のスキンケアにぜひ取り入れたいアイテムが美容液。一般的には水溶性で、肌に害があるといわれる合成活性剤や、酸化しやすい油なども入っていません。つまり、美肌に効く成分だけを肌内部に取り入れることができるというわけです。美白系の成分が配合された美容液を、少量ずつ肌になじませるといいでしょう。

なお購入する際に注意したいのが、有効成分とその濃度。自分が望む効果をもたらしてくれる有効成分が、なるべく高濃度で配合された美容液を選び、朝と夜のスキンケアに取り入れましょう。美容液も液体ですから、時間が経つと蒸発してしまいます。一度だけ塗るのではなくて、何度か重ねながら肌になじませるほうが効果的です。

美容液は一般的に高価なものが多く、購入をためらう人も多いかと思います。ですが、1回に使用する量はごく少量。容量にもよりますが、一本を使い切るまでには、おそらく2~3か月はかかるはずです。

たとえ最初は1か月ほどで使いきってしまったとしても、使い続けるうちに、2か月、3か月ともつようになってきます。というのも、美容液を活用するうちに肌本来の保湿力や弾力が増してきて、1回の使用量が徐々に少なくなってくるからです。

有効成分を肌に浸透させるという点では、美容液に勝るものはないといっても過言ではありません。これまで使用したことがない方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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