化粧水はいらない?

化粧水はいらない?

「化粧水はいらない」説とは?

「化粧水はいらない」という説をご存じでしょうか。美肌の秘訣は、化粧水を惜しみなくたっぷりつけることというのが常識のはず。スキンケアの流れは、洗顔から化粧水、美容液、乳液、クリームというのが一般的です。しかしこの化粧水不要説、NHKの人気番組『ためしてガッテン』でも紹介され、注目を集めている美容法なのです。

どういう美容法かを大まかにいうと、化粧水はつけずに、ただ保湿クリームで肌にフタをするだけでOKというもの。実際に諸外国のスキンケア事情をみてみると、スキンケアに化粧水を使わない国も多いよう。海外の化粧品メーカーのなかには、日本向けの商品をつくる際に、新たに化粧水を開発するところもあるそうです。

ではなぜ、化粧水はいらないのでしょうか。それを考えるには、「紙」をイメージすると分かりやすいでしょう。紙を水でぬらして干すと、紙は元の状態には戻りません。パリパリになってしまいます。

元通りにならないのは肌も同じ。過剰な水分を与えてしまうと、その水分が蒸発するときに、必要な分の水分まで一緒に揮発させてしまいます。肌が水分を閉じ込めておける量には限界があるため、それが何度も繰り返されると、肌の角質がヨレヨレの状態にもなってしまうのです。

また、健康な肌には「皮脂膜」と呼ばれるバリアがあり、紫外線などの刺激から肌を守ってくれています。ところが、粘性の高い化粧水などを使って過度のスキンケアを続けていると、肌は膜をつくることをやめてしまいます。必要性を感じなくなってしまうからです。

乾燥肌のなかでも、「化粧水をぬらないで放置すると、肌が乾燥してつっぱる」「化粧水をやめたら、肌が粉を吹いてしまう」というタイプの方は、もしかしたら化粧水の使いすぎが原因かもしれません。天然の皮脂膜があれば、本来は化粧水はたしかに必要ありません。過度なスキンケアは、肌本来がもつ力を弱めてしまうこともあるのです。

化粧水とうまくつき合う方法

健康な肌であれば、本来は化粧水をぬらなくても肌はうるおうはず。だからといって、急にまったく化粧水を塗らないスキンケアに切り替えるのは、あまりに極端。要は、化粧水に頼りすぎると肌力を弱めてしまうということなのです。

もし皮脂膜が弱ってしまっていても、化粧水には肌の表面を覆って人工の膜を作ってくれるというメリットもあります。ですから、顔全体に薄く化粧水を塗って、口のまわりやほほなど、乾燥が気になる部分だけ重点的に塗るというのが、化粧水とのうまいつき合い方といえるでしょう。

また、しっかりと水分補給して内側から乾燥を予防したり、蒸しタオルをうまく活用して肌を保湿したりと、化粧水を使わなくても肌をいたわる方法はいろいろあります。あくまでも化粧水は皮脂膜のかわり。頼りすぎることなく上手につき合って、賢く保湿しましょう。

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