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紫外線対策のためのスキンケア

年中降り注ぐ紫外線

おそらく紫外線を強く意識するのは夏でしょう。けれど紫外線は年中降り注いでおり、それほど太陽の光を浴びていないつもりでも、思った以上に肌はダメージを受けているもの。夏はもちろんのこと、紫外線対策のスキンケアは四季を通じて必要ということです。

紫外線対策のポイント

紫外線対策というと、とかく日焼け止め化粧品だけに頼りがちです。ですが、紫外線対策というのは、紫外線に肌をさらさないことを徹底する必要があります。日焼け止めだけに頼るスキンケアでは万全といえないのです。日傘を持ち歩いてなるべく日陰を歩く、長袖のシャツを着る、さらには、サングラスをかぶる、つばの広い帽子をかぶるなど、なるべく紫外線を浴びないように気をつけましょう。

SPF値とPA値

紫外線対策のスキンケア化粧品を考えるうえではずせない要素が、「SPF」と「PA」の値です。紫外線対策をする場合には、パッケージに印刷されているこれらの数値を参考にすることも多いことでしょう。これらの意味を正しく理解して、効果的なスキンケアをするようにしましょう。

●SPF値
紫外線B波(UV-B)をカットする、日焼け防止効果の指標。SPFとセットで表示される数値は、太陽光が当たって肌が赤くなるまでの時間を、何倍に延ばすことができるかという目安です。たとえば「SPF20」は「約20倍」ということ。ですから、何も塗らずない場合に約20分で日焼けするとしたら、約400分に延ばすことができるということです。

●PA値
紫外線A波(UV-A)をカットする、日焼け防止効果の指標。SPFのように数値ではなく、「+」(やや効果あり)、「++」(効果あり)、「+++」(非常に効果あり)の3段階で表されます。これは、UV-Aの症状が肌に現れるまでには数日かかるためで、日本独自の尺度です。

日焼け止めの選び方

紫外線対策スキンケアは、その日の状況や過ごし方によって変えなくてはなりません。たとえば、海水浴に出かける日はいつもより紫外線を多く浴びます。晴れた日とくもった日など、天気の違いでもスキンケア法は変えるべきでしょう。

日焼け止めに含まれている紫外線防止成分は、肌に大きな負担をかけてしまいます。効果を期待してむやみに厚塗りするのではなく、紫外線量に合わせて調整するようにしましょう。

SPF値やPA値の目安ですが、たとえば、ゴミ捨てや買い物、洗濯物を干す程度で、さほど強い日差しを浴びない場合には、「SPF 20」「PA ++」で十分でしょう。朝のスキンケアのときに、日焼け止め効果のある化粧品を加えるようにしましょう。

一方、海や山へレジャーに出かけるときや、運動会などで長時間屋外にいる場合であれば、SPF 値や PA 値の高いものを使用するか、PA 値が低いものを使って、重ね塗りするようにしましょう。特に強い日差しを浴びる海水浴に行く際には、「SPF50」を目安にするといいでしょう。

なお、SPF値のスキンケア化粧品を使ったとしても、汗や皮脂で流れ落ちてしまえば効果は期待できません。夏は特に日焼け止めが落ちてしまわないよう、こまめに塗り直すように心がけましょう。

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