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年齢別スキンケア

必要なのは「ちょうどいい」スキンケア

年齢を重ねるにつれて肌の調子は変化するため、いろいろなスキンケア化粧品を投入してしまいがち。ですが、スキンケア不足はもちろん、過剰なお手入れも肌によくありません。年齢に負けない美肌を作り、維持するために必要なのは、過不足のない適切なスキンケア。ここでは、年齢別の基本的なスキンケア法について紹介していきます。

年齢別スキンケア1:20代~アラフォー世代

20代からアラフォー世代は、何かと生活が不規則になりがち。どうしても肌にストレスをかけることが多くなります。ですが、寝不足はなるべく避けること。肌のターンオーバーのことを考えるなら、どれだけ短くても、1日6時間の睡眠時間は確保したいものです。

というのも、肌の再生は寝ている間にしか行われません。また、規則正しい睡眠をとっていないと、急速な肌老化にもつながりかねないのです。「25歳を過ぎてから急にニキビができるようになった」と悩んでいる方は、もしかしたら睡眠が足りないことが原因の一つかもしれません。高価なスキンケア化粧品に頼る前に、規則正しい睡眠をとれているか見直してみましょう。

年齢別スキンケア2:アラフォー世代~50代

アラフォーから50代にかけては、肌本来の保湿力やバリア機能の衰えが気になる時期です。保湿するために、大量の化粧水を肌に重ねづけしている方も多いことでしょう。スキンケア法として間違いではありませんが、年齢から考えると、単に水分を与えるだけのスキンケアでは不十分です。

というのも、肌の保湿力を決めるのは「セラミド」。セラミドは、皮膚の表面の角質層の角質細胞を構成するもので、セラミドが不足すると肌の保湿力が低下し、水分量も少なくなっていきます。保水力を失った肌は乾燥しやすくなり、バリア機能も低下。外からの刺激に対して無防備になり、身体を守れなくなってしまいます。

これが、乾燥肌や敏感肌、アレルギー性皮膚炎の始まり。症状が出て新しいスキンケア化粧品や高価なスキンケア化粧品に手を出す方も多いかと思いますが、そんなときこそ焦らず、シンプルなスキンケアに徹するほうがいいでしょう。

この年齢層は、ただでさえ更年期によるホルモンバランスの乱れで、肌が不安定になりやすくなっています。スキンケアを変えてみても、効果がまったく感じられない場合すらあるのです。だからといって、イライラしないように。ストレスは肌に悪影響を及ぼします。のんびり構えて敏感肌に対応したスキンケア化粧品にシフトして、肌をいたわるようにしましょう。

年齢別スキンケア3:50歳~の世代

若い頃には脂性肌だった方でも、50歳以上になると、肌の水分だけではなく脂分も不足する傾向にあります。肌のセラミドが減少する時期であるため、肌の水分や脂分をとどめておくことができず、失われていくのです。

ですから、ある程度の年齢になって水分不足が気になりだしたら、保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸配合のスキンケア化粧品を選ぶようにするのが正解。最初はベタつくように感じ、使い心地が気になるかもしれませんが、手で押さえて肌に浸透させるとベタつきはすぐに解消されるので、問題ありません。

また、外側からのスキンケアに加え、内側からのスキンケアも必要不可欠。ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美肌成分を配合したドリンクやサプリメントなども多く出回っていますので、そうしたものを上手に活用して、必要な栄養分を補いましょう。

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