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肌のキメを整えるスキンケア

肌のキメとは?

肌がキレイな人を言いあらわすときに、「キメが細かい」という表現を使うことがよくあります。そもそも「肌のキメ」とは、一体何なのでしょうか。

自分の手の甲をご覧ください。縦横斜めに、無数の溝が走っているのが分かると思います。その溝に囲まれた三角や四角の部分を「皮丘(ひきゅう)」といい、これがいわゆる「キメ」と呼ばれているものなのです。

さらに、「キメが細かく整った肌」とは、このキメの形が一定の形で並んでいて、ふっくらとしてみずみずしい肌のこと。キメが整っている肌は、水分や皮脂の量がちょうどよく、
皮膚に必要なセラミドやケラチンも十分な状態。ですから化粧ノリもよく、化粧崩れもしにくいのです。

一方、皮脂が過剰に分泌されていたり肌が乾燥していたりすると、キメの形や大きさはバラバラになってしまいます。キメの乱れは、クレンジングをはじめとする日々のスキンケアが原因のことが多いため、キメが気になる場合は、一度スキンケアを見直してみるといいでしょう。

気になる毛穴の開き

キメと同様、鏡を見ていて気になるのが毛穴。黒いブツブツが並ぶと、肌全体が汚れてみえることもあり、毛穴汚れはなんとかしたいものです。

毛穴の汚れの原因は、皮脂づまり。毛穴にはたくさんの皮脂腺があり、そこから皮脂を分泌しています。皮脂は、本来であれば乾燥やダメージから肌を守る大切な役目を担っていますが、皮脂が毛穴につまるとトラブルの原因になってしまうのです。

皮脂が毛穴につまると白いプツプツになります。そこにメラニンを多く含んだ角質細胞が詰まったり酸化したりすることで、黒いプツプツになっ てしまうのです。毛穴が開きやすいということは皮脂の分泌が活発ということですから、普段のスキンケアや食生活にも工夫が必要です。

キメや毛穴に効果的なスキンケア

キメと毛穴の悩み両方を解決するために最近人気を集めているのが、ビタミンC誘導体が配合されたスキンケア化粧品です。

ビタミンCには、活性酸素の除去をはじめ、ニキビの色素沈着の防止、メラニン色素抑制など、さまざまな美肌効果があります。ところが安定性が低いため、空気に触れると酸化しやすいのが欠点でした。

その欠点を克服したのが、ビタミンC誘導体。角質層にもしっかり浸透し、メラニン色素に近い距離で酵素反応によってビタミンCに変化し、しかも長時間活性を持続する性質をもっています。

なおビタミンC誘導体ですが、化粧品の成分表には、「リン酸アスコルビルナトリウム」「リン酸アスコルビルマグネシウム」「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」といった名前で記載されています。

また、ビタミンC誘導体を配合したスキンケア化粧品のほか、ピーリングや酵素洗顔もおすすめ。キメを乱れさせる古い角質や、皮脂に詰まった汚れを一緒に落とせるため、お肌のターンオーバーを整えることができます。

ちなみに、貼ってはがすタイプの「毛穴パック」を使っている方も多いかもしれません。ですが過度な使用は炎症を引き起こし、ますます毛穴を広げたりすることにもなりかねません。使う場合は、肌に負担をかけないように気をつけましょう。

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