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肌質に合わせた正しいスキンケア

自分の肌質を見極める方法

肌質は人それぞれで、すぐに乾燥してしまう人もいれば、過剰な皮脂でいつも顔が光っている人もいます。また、食生活や睡眠時間、ストレスの状態によっても肌質は変わってくるため、一概に「乾燥肌」「脂性肌」と断定することはむずかしいのです。

逆に考えるならば、健康な肌を保つためには、その時々の肌の状態を見極めて、その状態に合ったスキンケアをするのが望ましいということ。け れど、自分の肌の状態がどうなのか、よく分からないという方も多いでしょう。そのようなときには、次の基準を参考にして、「肌診断」を行いましょう。

まずは、普段どおりに洗顔をします。その後、スキンケア化粧品を一切つけず、そのままの状態で10 分間放置します。10分経ったら、自分の肌を確認してみましょう。そのときの肌の状態で、あなたの今の肌質を診断することができます。

●「肌がつっぱる」という方
①T ゾーンは脂でテカテカと光るが、Uゾーンは乾燥している
→いわゆる「混合肌」。乾燥する部分とオイリーな部分が混在しています。

②皮脂がほとんどでてこない
→乾燥肌。水分と皮脂が共に不足している状態です。

●「肌のつっぱりを感じなかった」という方
①全体的に脂でテカテカと光っている
→いわゆる「脂性肌」。皮脂分泌が多いタイプの肌質です。

②それほどテカテカと光らない
→普通肌。皮脂は少なめで、かつ水分量が多い、理想的な肌質といえます。

肌質に合わせたスキンケア①混合肌・乾燥肌

混合肌

部分によって肌の状態が異なるため、乾燥肌用のスキンケア化粧品と、脂性肌用のスキンケア化粧品とをうまく使い分ける必要があります。つい面倒になって、どちらかの肌質に片寄ったスキンケアをしてしまいがちですが、手間を惜しまずに丁寧にケアしましょう。

【洗顔】
オイリーな部分は念入りに、乾燥しがちな部分は洗顔料を使用せずにさっと洗います。

【化粧水】
たっぷりと手にとって、指の腹や手のひらを使いながら、顔全体に念入りになじませましょう。

【美容液】
乾燥しやすいUゾーンや目元口元には、保湿成分を配合した美容液を使用。特に目元は皮膚が薄く、乾燥しやすい部分。念入りに重ねづけしましょう。

【クリーム】
皮脂の分泌が活発なT ゾーンは化粧水だけで十分でしょう。乳液やクリームなどの油分系化粧品は、乾燥しやすい部分だけにつけるようにします。

乾燥肌

この肌質は、肌の水分と皮脂の両方が不足している状態ですから、まずは保湿ケアに力を入れます。乾燥肌は外界からの刺激に対する抵抗力が弱くなっているため、ただ肌がカサつくだけでなく、シミやシワもできやすい状態。念入りなスキンケアが必要不可欠です。

【洗顔】
クレンジング料や洗顔料は、肌の乾燥を進行させてしまいます。必要最低限の量にして、肌を刺激しないように優しく洗いましょう。

【化粧水・美容液】
乾燥肌のスキンケアで目指すべきは、しっかり肌に水分を補給して、肌のやわらかさと弾力を取り戻すこと。化粧水を選ぶときには、保湿成分がたっぷり配合されているものを探しましょう。

【乳液・クリーム】
保湿効果の高い化粧品や美容液を使用しても、蒸発してしまっては効果が期待できません。たっぷりと水分を補った後は、乳液やクリームなどの油分を含むスキンケア化粧品で、肌にフタをしてあげましょう。

肌質に合わせたスキンケア②油性肌

脂性肌

肌質がオイリーな人は肌がツヤツヤとしているため、うるおっているようにもみえます。しかし実際のところは、肌の内部がカラカラに乾燥しているから、脂っ ぽさだけが目立ってしまうことが多いのです。なお、「化粧崩れしやすい」「肌がテカテカと光る」「肌がベタつく」と感じている方は、脂性肌である可能性が 高いでしょう。

ちなみに、睡眠不足や脂肪分の摂りすぎは、肌の皮脂分泌を促進してしまうため、脂性肌の症状を加速させてしまいます。その結果、過剰な皮脂が空気中の汚れ を吸着してしまうことで、ニキビができる原因を作ってしまうこともありますから、お菓子や揚げ物などの食べすぎには注意が必要です。

【洗顔】
丁寧に洗顔して、余分な皮脂を取り除きましょう。ただし過度の洗顔は、肌に必要な油分や保湿成分まで奪ってしまう可能性があります。するとますます肌の皮 脂バランスが乱れ、肌に悪影響をもたらしますから、「洗顔は一日 3 回まで」をルールにするといいでしょう。

【化粧水・美容液】
化粧水はたっぷりと手に取って、顔全体によくなじませます。乾燥しがちな目元口元や、シミが気になる部分などには、美容液を使用した方がいいでしょう。

【乳液・クリーム】
化粧水や美容液の潤いを逃がさないためにも、乳液やクリームで肌にフタをすることが大切です。ただし、ただでさえ脂分が多い肌が、ますますベタベタになっ てしまうこともあります。こってりした使い心地のものではなく、軽めの感触のものを薄めにつける程度にとどめておきましょう。

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