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化粧水の正しい使い方

化粧水の目的や役割

いまお使いの化粧水、どのような効果があるかご存じでしょうか。また、どのような基準で選んだのでしょうか。価格やパッケージ、使用感など で選んでいる方もおられることでしょう。ですが、化粧水には実はさまざまな種類があります。それぞれの化粧水がもっている強みをうまく生かせば、肌はもっ ときれいになるのです。

化粧水というと、「水分を補っている」というイメージだけをもってしまいがち。たしかに水分補給が主な目的ではありますが、化粧水のパワーはそれだけではありません。

たとえば汚れを拭き取ったり、洗顔後に肌に残った水道水の塩素分を中和したり。ほかにも、ニキビの予防や改善をしたり、シミやそばかすを予 防したりといったことにも化粧水は力を発揮。目的をきちんと理解して正しい使い方で使えば、そのパワーを最大限に生かすことができるのです。

逆をいうと、間違った使い方をすれば、そのパワーを生かしきることができません。化粧水を選ぶ際にはイメージだけではなく、その化粧水がもつ効用をしっかり確認して選ぶようにしましょう。

化粧水の正しい使い方①コットンVS手のひら

選び方と同様に、化粧水の使い方も人それぞれ。化粧水をたっぷりと含ませたコットンで入念にパッティングしている方もいれば、手のひらで化粧水を温めて、肌に押し込むようなイメージでハンドプレスしている方もいることでしょう。

テレビや雑誌、インターネットサイトをみていると、化粧水のつけ方一つをとっても、さまざまな情報が氾濫しており、困惑している方も多いことでしょう。たとえば、化粧水をつけるとき、コットンと手のひら、どちらを使うほうがいいのでしょうか。

どちらも賛否両論ありますが、コットンを使うと、「顔の赤みがひどくなった」「ニキビが治りにくい」「シミが残りやすい」というようなトラブルが起きる可能性もあるようです。

なぜ、このようなトラブルが起こるのかというと、コットンは皮膚に無数の傷をつけてしまうことがあるため。また、コットンで肌の表面が傷 み、皮膚を保護するベールがなくなってしまうということもあるのだそう。また、ニキビがある方にとっては、コットンは大きな刺激にもなってしまいます。

著名な美容研究家の方のサイトや口コミサイトによれば、やはり化粧水の使い方としては、「手のひらを使って、やさしく肌になじませる」とい う方法が一番いいようです。いくら美肌効果のある化粧水を使っても、使い方を間違えればその効果は十分に発揮されません。自分の肌質と相談しながら、自分 に合う使用法をみつけましょう。

化粧水の正しい使い方②手のひらの使い方

化粧水は、なるべくコットンを使わずに、手でなじませるほうがおすすめ。ただしいくつかコツがあるので、覚えておく必要があります。

第一に、手は温めておきましょう。冷たいままの化粧水を肌につけると、肌に刺激を与えてしまったり、肌になじみにくかったりします。そのためにも、手はあらかじめ洗面器にためたお湯につけたり、布団のなかに入れたりして、温めておくことが大切です。

手が温まったら、手のひら全体に化粧水を広げ、手のひら全体で顔を覆うようにして肌になじませましょう。化粧水が肌にすーっと入っていくの を実感できるはずです。手のひら全体で顔を包みながら、ほほやひたい、あご、鼻や目のまわりと、やさしくプレスして化粧水をなじませていきましょう。

特に、目もとや小鼻、眉間、鼻の下など、細かい部分や普段ケアがおろそかになりがちな部分は意識して重点的に。指の腹の部分も使うようにすると、肌を刺激することなく、化粧水をやさしくなじませることができます。

化粧水の正しい使い方③適切な量

化粧水の使い方のなかで一番むずかしいのが、一回あたりにつける「量」。化粧水のパッケージをみると、たとえば「500円玉1個分」といった注意書きが添えられています。けれど、これはあくまで目安。化粧水の「適量」は、人によって異なるのです。

特に、使用感が「ぬるっ」とするタイプの化粧水は、つけ心地がしっかりしているため、少量で十分と思ってしまいがち。ですが、肌の表面がうるおっているようにみえても、実際のところは慢性的な水分不足に陥っているケースも少なくないのです。

とはいえ、ただただ化粧水を大量に使えばいいというわけではありません。乾燥肌は、肌が弱って水分を吸収する力が衰えている状態。そんなときに大量の水を与えられても、肌はすべてを吸収することができないどころか、負担になってしまいます。

理想的な使い方は、「少量ずつ」「肌の様子をみながら」なじませるというもの。一度に大量の化粧水をつけようとするのではなく、数回に分 け、肌のもちもち感をたしかめながら水分を補給しましょう。化粧水を重ねていくと、手のひらに肌が吸いつくような「もっちり感」が出てくるはず。それが、 「水分チャージ完了」のサインです。

化粧水の正しい使い方④原点に戻る

化粧水をいくら与えても肌がうるおわないときもあるでしょう。そんなときは、化粧水の使い方うんぬんの前に、原点に返ることが大切です。その原点とは、「肌についた汚れをしっかり落とす」ということ。

肌がカラカラに乾いていたり、代謝が悪くなって肌表面に古い角質が溜まったりしていると、肌はゴワつきがち。いくら水を与えても浸透していかないのは、考えてみれば当然のことといえるでしょう。

そんなときは、洗顔を徹底するという原点に返るのも大切。ポイントとしては、洗顔料が肌に残らないように、約30度のぬるま湯で30回以上洗い流すということ。理想をいえば、本当は100回すすぐといいでしょう。

100回という回数を聞と、洗いすぎによる乾燥を心配する方もいるでしょうが、実はそれだけでむしろ肌はしっとりします。また、化粧水の浸 透をアップさせたいなら、蒸しタオルで顔を温める方法も試してみましょう。肌がやわらかくなって、化粧水がなじみやすくなり、おすすめです。

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