手軽で簡単な化粧水コットンパック
スキンケアの効果を高めるためには、お風呂上がりはパックをしながらゆっくりと過ごしたいもの。ですが、現実にはなかなかむずかしいことでしょう。
仕事で残業が続いたり、子育てに追われたりしていると、パックどころではないという方も多いかもしれません。また、1枚で数千円というパックもあり、「パックは贅沢品」というイメージから、そもそもパックをしないという方もおられることでしょう。
しかし肌を美しく保つためには、パックによるケアは欠かせません。というのも、肌の表面を一時的にぬらす程度に化粧水をつけても、それだけ では有効成分が肌の奥まで浸透していきません。パックなどで肌を鎮静させて、化粧水をじっくりと肌にしみ込ませなくてはならないのです。
そこで紹介したいのが、お手持ちの化粧水とコットンを使った「コットンパック」。化粧水が肌内部まで浸透していくので、肌がしっとりもちもちになります。
【化粧水コットンパックの手順】
① 大きめのコットンを水でぬらし、軽く絞りましょう。
② 500円玉大ぐらいの量の化粧水を、コットン全体にしみ込ませます。コットンの毛羽立ちによる肌への刺激を減らすために、あらかじめコットンを水でぬらしておくといいでしょう。
③ ②のコットンを5枚に裂き、ひたいと両ほほ、鼻、あごにのせて顔全体を覆い、3分間放置します。
④ コットンをはずしたら、化粧水が肌に浸透する様子をイメージしながら、手のひらや指を使ってハンドプレスします。
化粧水ラップパック+コットンパック
毎日使っている化粧水も、コットンパックをすると効果はアップ。さらにその効果を高めてくれるのが、化粧水ラップパックです。
高額な化粧水で保湿ケアするのもいいですが、ラップパックであれば身近なものを使って手軽にでき、しかも経済的な負担も少なくてすみます。手順は次のとおりです。
【化粧水ラップパックの手順】
① 顔を覆えるぐらいの大きさに、ラップを切っておきます。
② 息ができるように、鼻の穴の部分に穴を開けておきます。
③ 化粧水コットンパックを行い、そのうえから②のラップをかぶせ、顔全体を覆います。
④ そのまま10~15分ほど放置します。
このラップパックをすると、化粧水コットンパック単独のケアよりも保湿効果がアップ。水分をたっぷりと蓄えた、しっとりとした肌へと導いてくれます。